名古屋大学は、1871年に仮病院・仮医学校が設立されて以来、145年以上の歴史をもつ伝統ある大学です。創立当初から受け継がれている「自由闊達」な学風を伝統とし、2000年に制定された学術憲章に掲げられている2つの基本目標、「創造的な研究活動によって真理を探究し、世界屈指の知的成果を産み出す」、「自発性を重視する教育実践によって、論理的思考力と想像力に富んだ勇気ある知識人を育てる」、を高く掲げて、その実現のため日々努力を重ねてきました。
21世紀に入ってから、6名もの本学関係者がノーベル賞を受賞したことは、名古屋大学の研究力が世界のトップレベルであることを如実に示しています。また、長い歴史の中で、社会の様々な分野でリーダーとなる多くの人材を輩出し、日本及び世界の発展に貢献してきました。本学は2009年に国際化拠点整備事業(グローバル30)の拠点として採択されたことで、これまで実施してきた質の高い学部・大学院教育を留学生にも、より広く教授できることとなり、国際的に活躍できる人材を育成することを目的とした「国際プログラム」を開設し、2011年10月より外国人留学生及び 帰国子女生を対象とした国際プログラム(International Programs)を開講しています。